2列ピンをブレッドボードに挿せるようにする
写真のような2列のピンをブレッドボードに挿すためのアダプターを作りました。
作り方は基本的に下のページ(以下、アイデア元)と同じですが、多少自己流に工夫したのでその部分を書いていきたいと思います。
2列ピンのものをブレッドボードに挿すやつ | なんでも独り言
使用した物
アダプターの作成には以下の物を使いました。
(使用した部品はすべて秋月電子通商で購入)
品名 | 個数 |
片面ユニバーサル基板(ブレッドボード配線パターンタイプ) | 1枚 |
シングルピンソケット (低メス)1*5 | 2個 |
ピンヘッダ 1*5 | 2個 |
(ピンソケットとピンヘッダは使用した数を書いているので、1*5単位では売っていません)
今回はメス-オスのアダプターのみ作成しました。オス-オスも作る場合にはアイデア元を参考にしてください。
また、ブレッドボードに挿したかったモノのピンが短い関係でピンソケットは低いタイプを使っています。
低いタイプのピンソケットには元から2列になっているものがありませんでした。*1
なので1列のものを並べたのですが2列並べると基板にまっすぐ挿せなかったのでプラスチックの部分をヤスリで削って調節しました。
ブレッドボード配線のユニバーサル基板について
アイデア元では普通のユニバーサル基板の隣り合ったパターンを意図的にブリッジさせて接続しています。
しかし、自分はまだハンダ付けにあまり慣れておらず隣同士のパターンを意図的にブリッジさせて作成する方法に一度失敗したのでブレッドボード配線のユニバーサル基板を使うことにしました。
ブレッドボード配線のユニバーサル基板はブレッドボードと同じようにユニバーサル基板のパターンが接続されています。
用途としてはブレッドボード上で作成した回路を部品配置そのままに移植するための基板なのだそうです。
この基板の使う部分だけをニッパーで切り取り、写真のようにパターンが繋がってほしくない部分をカッター等で断線させることでブリッジさせずに隣り合ったパターンをつなげることができました。
あとはアイデア元と同じようにピンヘッダを加工してハンダ付けをすることで2列のピンをブレッドボードに挿すためのアダプターを作ることができました。
*1:秋月の通販ページで調べると2列のソケットがありますが、1列のものはソケットの高さが3.5mmなのに対して2列のものは5.7mmでだいぶサイズが違うようです